発熱外来棟-❝fever clinic❞⑧
日本には新しい感染症に対する恐怖、偏見があり、どんなにしっかりと感染予防対策をしていても、COVID-19の検査を行っている医療機関には受診をしないようにしようという傾向があります。
数年後には、鼻かぜの15%をしめる一般のコロナウイルス感染症のように、COVID-19が普通感冒として日常的にクリニックで診療する日が来るかもしれません。
その時にはきっとワクチンも開発されていると思います。
オーストラリアや南アフリカなどの南半球の国々で、今年夏季のインフルエンザの流行が記録的に低かったそうです。COVID-19への対策としての飛沫感染対策(マスクなど)、および手指衛生などの予防策が、インフルエンザに対しても有効であったことを示唆しています。
インフルエンザの患者減少は世界的にも見られ、SARS-CoV-2の出現が、インフルエンザの流行に何らかの原因で、干渉したとの説も考えられています。
この秋冬シーズンに日本では、昨年に続いてインフルエンザはあまり流行しないかもしれません。
しかし、”低温・乾燥”の時期にCOVID-19は日本で猛威を振るう可能性が考えられます。
それに対する菊地医院の対策が“発熱外来棟”=“Fever Clinic”です。