発熱外来棟を増築しました!!
一昨年8月末に発熱外来棟–fever clinic-を建設してから1年8ヶ月が経過しました。
前回のブログでも掲載しましたが、今年になってから5月末までに新型コロナウイルス感染症のPCR検査・抗原検査を1257件行っており、PCR検査は410件施行しました。
そして fever clinic で現在までに約1800件の PCR検査 を行っております。
院内での通常の診療を行いながら発熱外来での診察を行っておりますので、ずいぶんとお待たせしてしまうことがあり申し訳なく思います。そして診療や検査を終えて院内に戻ると待合室でもお待たせしてしまっていることがあります。
医師一人態勢で両方の診療を行っており、発熱外来では保険証を預かるところから、問診、診察、検体採取、検体の処理、結果を伝え処方箋・明細書を渡して(陽性の場合は薬局から薬を取り寄せてお渡ししています)、お金を預かりおつりを渡すところまで一人で行っているので、どうしても時間がかかってしまいます。
それでも3台あるPCR検査 スマートジーンは、約1時間で結果が判明し陽性か陰性かプリントアウトされた紙が出てきます。速やかに結果が分かりますので利便性が高いと思います。
発熱外来にはPCR検査器が3台、ドライケム抗原検査器が4台、先日ご紹介したデンシトメトリー分析装置が2台あります。その他さまざまな感染症に対するイムノクロマト法を用いた抗原検査を揃えてあります。
保険適応のない検査になりますが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のSタンパク質およびNタンパク質に対するIgG抗体を同時に検出できる検査試薬キットもあります。抗Sタンパク質抗体を検出することでワクチン接種後の抗体保有状態が確認できるほか、抗Nタンパク質抗体を検出することで過去の感染歴も調べられます。
1年半以上経過してだんだんと手狭になってきてしまったので、最初に建てた発熱外来棟の横に新しく別棟を増設し連結させました。
発熱外来棟 新棟 増築の様子や、棟の中を紹介した動画を『菊地医院動画』にアップしましたので、ご興味がある方はぜひご覧になってください。