新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時感染 2023-24秋冬シーズン 4例目
昨日、朝から39.5度の熱発がみられた患者さまが夕方来院されましたので、ドライケム抗原検査でインフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の同時検査を行いました。
インフルエンザB型とコロナが同時陽性の結果でした。
念のため通常の抗原検査キットで再検査しましたが、同様の結果でした。
さらにもっとも感度の良い検査としてPCR検査を用いて、インフルエンザとコロナの検査を行いました。
結果はやはり二つとも陽性であり、インフルエンザは32サイクル目、コロナは27サイクル目で陽性となりました。
20~30サイクル台で陽性になるのは、両方ともまだウイルス量が多い状態であると思われました。
これで当院では2023-24秋冬シーズン 4例目のインフル・コロナの同時陽性例になりました。
インフルエンザの患者さまもコロナの患者さまも、連日発熱外来で陽性者がおられますので、まだまだ注意が必要です。