コロナ関連ニュース―内視鏡Aerosol Box
内視鏡検査用飛沫防止シールドを購入しました。
上部消化管(食道・胃・十二指腸)の内視鏡検査に当院では、経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)を用いております。
経鼻内視鏡は、鼻からスコープを挿入することで舌の根元(舌根)にスコープが触れにくく、「ゲェー」となる咽頭反射が少なく、嘔吐感がほとんどありません。
それでも「ゲホッ」としてしまい、飛沫が室内に拡散してしまうリスクはあります。
内視鏡検査用飛沫防止シールド内に検査を受ける患者さまの頭部を入れて、アームカバーを付けてアームホールからスコープを挿入し、経鼻内視鏡検査を行います。
シールド内の気流を確認するスモーク検査では、アームホールからのスモークの流出は、ほとんど見られないとのことです。
新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を徹底した、内視鏡検査を行うことができます。