新型コロナウイルス感染症の抗原検査
クイックナビ-COVID19 Ag
抗原検査とは、ウイルスに感染した細胞が特異的に産生する抗原を検知して診断に導く検査のことを言います。PCR検査とともに、新型コロナウイルス感染症の確定診断に用いることができます。そのため新型コロナウイルス感染症と思われる症状が発症した方でも、発症2日目~9日目の間にこの検査で陰性となった場合には、その時点では新型コロナウイルス感染症ではないと言い切ることができます。
新型コロナウイルスの抗原検査をするキット:クイックナビ-COVID19 Agは15~30分ほどと非常に最短で検査ができること、特別な検査機器を使わずに検査ができるというメリットがあります。しかし、PCR検査に比べて感度・特異度は劣り、診断をつけるためには一定のウイルス量が必要となります。無症状で新型コロナウイルス感染症に罹っているかどうかのスクリーニング検査としては用いることができません。
クイックナビ-COVID19 Agは、ラテックス凝集法を原理としたイムノクロマト法を用いて、鼻咽頭ぬぐい液中の新型コロナウイルス抗原を検出する測定キットです。
判定時間は15分で、判定ラインをコントロールラインは青色、テストラインを赤色の2色を用いて視認性を高め、迅速かつ簡便にわかりやすく判定することが可能になりました。
またインフルエンザの検査も同時に行うことができるため、鼻をグリグリする鼻咽頭ぬぐい液を採取する作業は1回のみで、インフルエンザとCOVID-19の両方の検査を行うことが可能です。
富士ドライケム IMMUNO AG1
富士ドライケム IMMUNO AG1は新開発の増幅技術により、イムノクロマト法の検出感度を高め、発症初期のウィルス量が少ない検体に対して検出能が向上しました。
標識に用いる金コロイド粒子を、写真現象の銀増幅原理を応用する事により約100倍に増幅し、検出感度を向上させました。金コロイド粒子が、異物を介して付着し陽性判定を示さないよう、銀を吸着する前に洗い流すことで判定の特異度を高めています。
鼻咽頭ぬぐい液を用いたRT-PCR法との相関性試験成績では、陽性一致率:80.0%、陰性一致率:100%であり特異度に優れ、通常のイムノクロマト法の抗原検査キットよりも感度が優れます。
インフルエンザの検査も同時に行うことができるため、鼻をグリグリする鼻咽頭ぬぐい液を採取する作業は1回のみで、インフルエンザとCOVID-19の両方の検査を行うことが可能です。
ドライケムCOVID-19Agでは判定時間は15分であり、PCR検査より短時間で判定することが可能です。
診断書(PCR・抗原・抗体検査 陰性証明書)
日本語診断書 |
3,000円(税込み) |
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英語診断書 |
5,000円(税込み) |